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---------------------- 誕生石のおはなし --------------------- 


〇1月 ガーネット 

アルマンダイトガーネット&シトリン

ガーネットで最も一般的なのは、
こちらの暗い赤色のガーネット、 =アルマンダイト・ガーネットです。

こちらの2つのリングはアルマンダイト・ガーネット(上)とシトリン(下)、
同じデザインを重ねています。


デマントイド・ガーネット
<鮮やかなグリーンのデマントイド・ガーネット>

ガーネットとは石の名前であると共に、ガーネットグループという珪酸塩鉱物のグループの名前です。
ガーネット赤色だけでなく黄、オレンジ、緑、紫など、ブルー以外の多様な色があり、 化学組成により14種類に分類されています。


■名前の由来

ガーネットの名はラテン語の「granum(種子)」から派生した、granatum(多くの種子をもったもの=柘榴:ざくろ)から来ています。
地中で発見された結晶の様子が柘榴の実に似ています。

和名でも柘榴石と呼ばれています。

■ガーネットの歴史

ガーネットの歴史は古く、ユダヤ人の伝説では、四十日四十夜続いた大洪水の中、ノアの箱舟の中で
ガーネットが灯火の役目を果たし、暗闇に明かりをもたらしたと言われています。

その後も、様々な物語の中で語られてきましたが、19世紀の英国ビクトリア朝時代、宝飾品として最盛期を迎えます。
しかし、20世紀に入り、もっと色の美しい宝石が手軽に入るようになり、人気は衰えてしまいます。

美しい色と素晴らしい輝きを持った宝石ですが、たくさん採れるということから宝石としての評価はあまり高くありません。
宝石の定義である、「美しさ・希少性・耐久性」の美しさと耐久性は、大変高い水準であるのに、
希少性の部分がそれほどではない、ということがその理由です。

ただし、近年になって発見された、ツァボライトなどの新しい化学組成のガーネットは、 希少性が高いため、高価です。

■ダイヤモンドへと導く石

ガーネットにはそのものの価値以外にもうひとつ興味深い話があります。

ガーネットが生成される超高温、超高圧の状態で、もう1つ産出される宝石がありますが、それはなんと、宝石の王、ダイヤモンドです。

時にはダイヤモンド結晶の中に含まれていることもあるのです。
透明なダイヤモンドの中の小さな赤い粒、愛好家にとっては垂涎のレアストーンです。
したがって、ダイヤモンド鉱脈を探す時にガーネットはしばしばその指標として利用されることがあります。

かのデ・ビアス社は、見事、この方法でアフリカの砂漠の中の眠っていたダイヤモンド鉱脈を発見し、大成功を収めました

■ガーネットのすごいところ!

ガーネットは「全く強化処理されない宝石」です

多くの宝石が色を美しくするためや強度を増すため、地中から採り出した後、加熱したり、放射線を当てたりするのですが、ガーネットは一切、処理をされません。

今見えるるそのままの色、テクスチャーで地球に生まれました

ロードライト
<ロードライト・ガーネット>


ガーネットは「2年目の結婚記念日」のシンボルでもあります。
「変わりのない愛情を保証する」という意味があるとも言われています。

ロードライトは温かみのあるローズ色で、ご結婚の記念2年目にふさわしい色です。


■ジュエリーアドバイザーより一言
ガーネットはブルー以外の殆どの色があります。
数ある中でも私が好きなのは、目の覚めるような強いグリーンの「ツァボライト」です。
ツァボライトは1974年にケニヤのツァボ国立公園で発見された新しい宝石です。
また、葡萄酒のような美しい赤紫の石「ロードライト」も好きです。
その名の通り、濃いローズの大人の女性の色です。

一流ジュエラーでもこれらの美しい色に見せられ、素晴らしいジュエリーを作成しています。
新しいガーネットの魅力を発見できます。



〇2月 アメシスト 

アメシストの指輪
<蝶々デザインのアメシストの指輪>

2月の誕生石はアメシスト=紫水晶です。 クォーツ族(水晶)の中で最も有名で、最も価値の高い宝石です。

アメシストの色はバイオレットからレッド・パープルまでありますが、最も価値の高い色は濃い赤紫のもので、ウラル・アメシスト、シベリアン・アメシストと言われます。

長時間、直射日光に晒すと退色する可能性があるので、着用しないときは光が入らないBOXに
保管しましょう。

■名前の由来


アメシストの指輪
<丸いアメシストの指輪>

アメシストの語源はギリシア語の「amethystos」=”酔っていない”に由来します。
この石が泥酔を防ぐと言われる理由は、あるギリシャ神話に由来しています。
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酒の神バッカスは、月の女神ダイアナに無視された腹いせに、次に出会った者を飼っている虎の餌食に
してやろうと決めた。

最初に彼の前を横切ったのは、美しい乙女アメシストだった。
虎が彼女を襲うと、追い詰められたアメシストはダイアナに助けを求めた。
女神はこれに応え、彼女を石に変えてしまった。
バッカスは深く反省し、石になった彼女に葡萄酒を注ぎかけると、美しい紫色の宝石になったのである。


■アメシストってどんな宝石!?
この伝説に結びつけて、アメシストの器で酒を飲んでも酔わないと信じられるようになりました。
古代ローマ時代から、酒宴の席でアメジストの指輪をはめて泥酔を防いだ記録が残されています。

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■女帝にも愛された高貴な石

アメシストは、ロシアの歴史の中でも「大帝」として知られるエカテリーナ女帝に
こよなく愛された宝石としても有名です。

彼女はウラル山脈にある鉱山に何千人もの人を送り込み、この石を探させました。
大きなダイアモンドや上質のアレキサンドライトを沢山持っていたのに、いつも身につけている石は
アメシストとアクアマリンだったそうです。

10代で夫を暗殺され、権力の頂点に身を置き、栄華を手中に収めた女帝エカテリーナは、常に愛人を
10人から20人、傍に置いていましたが、誰とも結婚はしませんでした。

アメシストのすみれ色が、この孤高の女帝の頑なな心を優しく癒したに違いありません。

また、高貴な色「紫」のアメシストは、古くから世界各地で宗教的な儀式・秘儀に用いられています。
キリスト教では、イエスの血の色の象徴であるワイン色から、聖なる石とされ、宗教的献身のシンボルとなっています。

そのような理由で、ローマ・カトリック教会の司教たちは、アメシストの指輪をしています。


〇3月 アクアマリン 

アクアマリン リング
<アクアマリンとダイヤモンドのリング Tiffany&Co.>


■「海の水」という名前!?
ラテン語でアクアは水、マリンは海。
石の色もその名の通り、海の色のような静かな淡いブルーです。
癒しを感じさせる美しい名前です。

アクアマリンは「ベリル」という鉱物の一種で、実はエメラルドと同じ鉱物です。
海青色の石をアクアマリン、緑色の石をエメラルドと呼んでいます。
エメラルドはアクアマリンより産出量が少ないため、ずっと高価です。

ところが主張の強いエメラルドに対して、
控えめで癒されるアクアマリンの方が今のファッションに合わせやすく、人気があるという現象が起こっています。

■ファッションに合わせやすい色

バブルより前、宝石とはリッチであることのシンボルでした。
しかし今、ジュエリーのファッションの一部と考えるようになったことから、 洋服に合わせやすいアクアマリンの人気が高まっています。

アクアマリンのブルーは黄色味のない、ほんのりとグレイがかった静かなブルー。
パーソナルカラーがサマーでしたら、プラチナの台にセットされたアクアマリンは、こよなく似合うことと思います。
サマーの方に最も似合う宝石の一つがアクアマリンです。
「私に似合う色だから」という理由で宝石を選ぶのも素敵です。

■ブルートパーズと間違えないで・・・。

アクアマリンとよく間違われる宝石がブルートパーズです。
トパーズというと黄色の石というイメージが強いためか、ブルートパーズはよくアクアマリンと間違われています。
ブルートパーズは鮮やかなパキッとした青で、アクアマリンのようなグレイっぽさはなく、色も少し違います。

3月生まれの方なら、「アクアマリンに似たブルートパーズ」ではなく「正真正銘のアクアマリン」にこだわるのも、
ジュエリー上級者の楽しみではないかと思います。


※4月以降は編集中です。
しばらくお待ち下さい。

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